「ぽれぽれ」って?|NPO法人さらプロジェクト

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  1. 「ぽれぽれ」って?

「ぽれぽれ」って?

ずっとずっと私がコラムをサボっている間に新年となってしまいました。

年明け早々に災害や事故と大きなニュースが続きました。
皆さんや関係者の方々、大事なかったでしょうか。

さて、さらプロジェクトの運営している就労移行支援事業所/就労定着支援事業書「さらぽれ」での支援について少しご紹介です。
日々、どのような支援を行っているのか?
もちろん職業訓練と就労支援、定着支援を行っているのですけれども、そのベースとなるものについてご存知でしょうか?

利用者さん毎に就労を希望する時期や働き方、職種は異なります。
そのため、支援の基本となるのは利用者さんごとに作成する個別支援計画です。
この個別支援計画は3ヶ月に1回開催するカンファレンスを通じて作成されます。
利用者さんの希望をどう実現していくのかについて各事業所でカンファレンスを開催して検討するのです。

ちょうどカンファレンスの様子がコラムにアップされていたので詳細はこちらで。
https://sarapore.jp/column/ikebukuro202401/

とはいえ、「人」に関わることです。
計画を作成しても必ずしも計画通り物事が進むわけではありません。
だからこそ、日々、利用者さんと一緒に試行錯誤しながら取り組んでいます。

そして「さらぽれ」が開所以来大事にしてきたのは、
「人生の主人公はあなた自身、歩くのはあなた自身であり、我々(職員)はポーターだ」
ということです。

ちょっとさらぽれのホームページから転載しますね。

「さら就労塾@ぽれぽれの「ぽれぽれ」はスワヒリ語で、「ゆっくり焦らず」という意味です。
アフリカのキリマンジャロ登山では、現地のサポーターたちは登山者に対し「ポレポレ、ポレポレ」と声をかけながら登っていくそうです。
6,000mの山ですから少しずつ体を慣らしていかないと途中、高山病でダウンしてしまうからです。
私たちは就労も山登りと同じと考えます。
登るのは自分自身ですから、準備は自らが体力をつけ生活リズムを整え、知識やスキル、判断力をつけなければなりません。
私たち支援員はあくまでポーター。
「ポレポレ」と声をかけながらともに登ります。
そして就労はゴールではなく、その先には尾根歩きにも似た就労の継続が待っています。
さらぽれは働く力をつけるところです。」
https://sarapore.jp/about/features/

新年にあたり、私自身、改めて肝に銘じておきたいと思います。

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