納得した人生って?
2024/06/30
新年度が始まり、はや3か月。
時間が流れるのは、何と早いことか、とつくづく感じる最近です。
先日、さら就労塾@ぽれぽれのプロモーションムービーの取材を受けました。
事前にインタビュー内容を見たとき、果たして主旨を正確に話せるだろうか、とドキドキ不安いっぱいになりました。
さら就労塾@ぽれぽれを立ち上げて15年以上が経過し、感動したこと、嬉しかったこと、不安に感じたこと、苦労をしたこと・・などなど、現場の職員の立場で考えてみると、毎日がドラマだったのだろうと思います。
因みに、インタビューの主旨は、さら就労塾の特徴や強みに加えて、地域社会の維持発展という公共性の観点も導入したい。
・他の就労支援施設と異なると思うところは?
・個人的に大事にしてきた理念や思いは?
・訓練生には将来どういう状態でいてほしいと願っていますか?
・指導員にはどうあってほしいと願っていますか?
・地域社会とはどういう関係を目指していますか?
・さら就労塾の事業を立ち上げて15年以上が経過し、何がどう変わってきたと思いますか?
・創業25年目に向かい、激変する社会の中でさら就労塾はどうありたいと考えていますか?
・その他、現場で
終わってみると、さすがプロのインタビュアーは不安だった気持ちを払拭してくださり、思うところを話せたのではないかと感じました。
そして、何より「さらプロジェクト」が目指すところ、基本理念を改めて自分のなかに落とし込むことができました。
さらプロジェクトの理念(ミッション)である「障害があっても、高齢であっても納得した人生を送れる地域社会の創生」のため、各事業で日々、積み上げています。
自身で考え、判断し選択した人生は、誰かに責任を押し付けたり悔やんだりすることはないと信じています。
私たちは、決して指導することや補助すること、手伝うことではなく「スタンド・バイ・ミー」の精神で「あなたの傍らにいます」。
そして、業務にあたる職員は、手順や方法だけを覚えるのではなく「なぜこの業務が社会にとって必要なのか」「なぜ、この方法・手段をとっているのか」をしっかり理解し、自身が納得したうえで、業務についてもらっていると信じています。
私自身、これまでの人生を振り返ると、人とめぐり逢い、人とともに過ごしてきた日々に、ちょっとした後悔はあっても、人生に納得できているように思います。
これからも、各事業の職員と一緒に歩み続けていきたいと願っています。